背景を描くのに便利そうなパースのスナップ機能ですが、背景によっては果てしなく遠くに消失点がある場合があり、原稿サイズをうんと小さくしなければ消失点が取れない場合があるのですが、そうなると、下書き（アタリ）の線が見えなくなってしまい、パースにあっているのかいないのかが分かりにくくなる時がありました。
こんなときは、アタリの線から2線か3線くらいを直線ツールで引き、そこから交点を割り出して消失点を特定し、水平線を割り出す。それを元にスナップのグリッドを表示する、といった機能があれば、背景を描くときに便利だなぁと思いました。
1.20cで、こういった場合にも対応できるようになりました。
放射状スナップを選び、中心設定ボタンを押します
集中線を設定するモードになりますが、
ここでCtrlキーを押しっぱなしにすると、消失点設定モードになります
2つの直線を形成するため、4点をクリックします
2つの直線が交わった箇所を中心に、放射状にスナップする状態になります
